航海時代(the Age of Voyages)はアーチャー伝説に6.13.0で鳴り物入りで導入された、チャレンジマッチ、魔王討伐戦に続く第3の大型マルチプレイヤーイベント。一言で言えば、チャレンジマッチ+遥かなる航海探検+バッグバトルである。アーチャー伝説内カピバラGo!とも。
戦艦を強化し、船同士のバトルや、人気(?)のバッグバトル方式による戦闘を繰り広げながら船を進め、他のプレイヤーと競争して宝を目指す。宝と呼ぶに相応わしい豪華報酬が無課金でも得られる。
イベント本編は複雑に見えてひたすら行動力を消費するだけの単調な内容となっているが、2日目には参加者同士で対戦できる「アリーナ」が併設されるなど、イベント進行に伴い多数のイベント内イベントが発生して他プレイヤーとの絡みが出てくる趣向となっている。
関連遺物「潮のコンパス」「航海士の手引き」や、3種のメダルも合わせて導入された。
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魔王になったんちゃうんか!?
魔王討伐戦の「出征前夜」と同じ仕様の「出港間近」という事前登録期間があり、やはり登録していないと参加できない。報酬プレビューやミニクエストもある。
これも魔王討伐戦同様に、登録した瞬間にマッチング(グルーピング)される模様。
なお、本戦の開始(と終了)は魔王討伐戦のような日本時間午前10時ではなく、午前1時となっているようだ。
4桁のグループ番号の上1桁が階級、以降が階級内でのグループ分けとなる。階級は6段階で、ノーマルチャプター進度により決まる。階級内では申込順のようだ。
上1桁 | 階級名 | チャプター条件 |
---|---|---|
1 | ブロンズ | 8 |
2 | シルバー | 14 |
3 | ゴールド | 19 |
4 | プラチナ | 26 |
5 | ダイヤモンド | 33 |
6 | スターバースト | 40 |
ランキング報酬はどの階級でも同順位なら同じである。グループ内での他プレイヤーとの協力要素もあまりないので、できるだけチャプターを進めず、登録も過疎りそうなタイミングを狙った方が有利になるものと思われる。
(ラスボスの深海の巨獣の集計がグループ単位である可能性があるが、魔王討伐戦のように達成不可能になるグループがあるとは考えにくい。)
攻略TIPSも参照。
イベント会場は「ワールド」「戦艦」「技術」「ショップ」の4タブで構成されており、画面下部のボタンからアクセスできる。
最初に表示されているタブ。非常に多くの要素が詰め込まれている。左上から右下へと反時計回りで解説していく。
画面中央には自分の船と、すぐ近くを航行している他プレイヤーがいればその船が表示されている。あまり意味はないが、左右にドラッグしてスクロールできる。ここにイベント内イベントなども発生する。
また、画面右端には最初は何もないが、アリーナや水中の遺跡などのイベントアイコンが順次ここに出現する。
左から航海称号、(上段)船の戦力、行動力、ジェム、(下段)航行ゲージ、宝の地図。
左上のコンパスを象った紋章のアイコン。魔王討伐戦の「功績」相当。航海経験値により称号が授与され、「称号特権」というバフが得られる。各称号にはI~Vの5段階があり、昇進のたびに戦艦のステータスバフも得られる。
称号 | 所要経験値 | 特権 |
---|---|---|
航海見習い | --- | --- |
警戒見張り員 | 3000 | 艦隊戦2倍速解放 |
突撃隊長 | 15000 | サルベージ(の)星の石の数+20% |
ブラッドフラッグ副長 | 50000 | |
烈焔船長 | 150000 | |
Seven Seas Marshal(七つの海の元帥?) | 400000 |
重要なバフが多いので、早めに魔能砲を使うなどして積極的に上げていく方が良いようだ。
昇進は自動ではなく自分でボタンを押す必要があるが、必要な経験値に達していても特に通知の赤ドットなどは出ないので注意。時々開いてチェックするようにしよう。
「遥かなる航海探検」イベントのように、イベントの進行度が航行距離として海里で表示される。このゲージは放置で少しずつ(1海里/6~12秒)進むほか、行動力を消費することで一気に進めていける。
詳しくは航行距離についてを参照。
右上にある地図アイコン。航海が進むと解放されるイベントがここに表示される。「出港間近」で表示されていた遊び方解説もここで再読できる。
ランキングはグループ内で争われ、集計期間ごとにメールで報酬が送付される。同点の場合は先着順。
常設の「遠航」と「技術」のほか、開催中のイベント内イベントがあればそのランキングもここに表示される場合がある。
行動力(エネルギー、AP)の消費量によるランキング。毎週集計。
行動力は広告・ジェム・バトルパスでしか増やしようがないので、単純なジェム割りと課金額のランキングである。課金勢が多い場合、第1週以外で1位を取るには前週から20行動力を持ち越す必要があるようだ。
プレイヤーの「技術」のランキング。シーズン通算。
行動力消費による報酬システム。無料分と、毎度おなじみ2種類の有料パス「勇気パス」「遠航パス」がある。
バトルパスは他のイベントのようなシーズン単位ではなく、「段階」単位で一週間程度の期限の短いものなので購入時には注意。フルに使うには、2種類をそれぞれ3回買う必要がある。
左上の段階表示をタップして過去のパスも表示できるので、報酬を取りそびれる心配はないようだ。
航海時代のバトルパスはノルマが厳しめとなっており、ある程度行動力をおかわりしていないと最後の報酬まで辿り着かない。最後の報酬は無課金でもS級ヒーローのかけらボックス1枚分などなので取り損なわないようにしよう。(6.15.0でジェムを割って進められるようになった。)
タスクの達成により報酬と「アチーブメントポイント」がもらえる。
一定ポイント到達ごとに実績レベルが上がり、追加報酬が得られる。
パック類の販売所。デイリーパックと航海パックの双方に無料分あり。
無料分があってもアイコンに赤バッジなどは付かないので注意。
タブ分けになっているので、航海パックの無料分をもらい忘れないように。
時折ゲリラ的に出現して課金パックを販売している。
航海中に海賊商人と遭遇すると、以降はここにアイコンが出現し、期限までいつでも取引できる。
下部にはプレイに直接関わる重要なボタンがまとめられている。
放置報酬。蓄積の上限は48時間。
「サルベージガン」を強化すると報酬が増える。技術や遺物「潮のコンパス」などでも報酬増。
報酬量は「受取時点でのサルベージ効率」×「放置時間」の単純計算で決まるため、サルベージ効率が上昇した直後に受け取るのが理想。
宝の地図とは別物で、自分と他のプレイヤーの位置を見ることができる。
「航行ランキング」が併設されているが、報酬は特にないようだ。航行距離は全員30万海里で終わる仕様のためであろう。
イベントのメインとなる大きなボタン。押すと「ログ」が開き、エネルギーを消費して航海を進められる。詳細は「航行」を参照。
地図のイベントが開催中の場合は、その参加ボタンに置き換えられる。
「ラッキー」と「スーパー」の2種類のルーレットがあり、対応する2種類の「漂流瓶」を使って回せる。
ルーレットに配置される報酬は無料で毎日ラッキーは2回、スーパーは1回だけ更新(チェンジ)できる。以降は要ジェム(ラッキー:10,10,20,20,…,50、スーパー:20,20,30,30,40,40,60,60,80…)。出現するアイテムと当選確率は左上の「i」で確認可能(画像参照)。
スーパーはラッキーよりそれほど豪華というわけでもないが、星の源が出る可能性がある。
景品は基本的に素材類で、直接豪華景品がもらえる性質のものではない。物資サルベージと並ぶ重要な資源の供給源となっているので、足りない資材が大量に出るように更新で調整して使うのが良さそうだ。
一番上の枠には良い景品が出るので狙いたくなるが、出現率を考慮すると左右の枠の方が重要である。左右にラッキーであればジェム、スーパーであればブラストが出れば、上に金貨や銀貨が出ているよりも報酬の期待値は高くなる(両方出るに越したことはないが)。
1回あたりの報酬量はイベントが進行しても特に増加しないようだが、漂流瓶の入手量の方がどんどん増えるので結果的に報酬総量も増加する。
数値はパーセント
中央の倍率はラッキー・スーパー共通で以下の通り。倍率の期待値は2.25。
倍率 | 確率 |
---|---|
x1 | 50% |
x3 | 37.5% |
x5 | 12.5% |
各種素材を使用して自分の戦艦を強化できる。強化状況は「船の戦力」として数値化・表示される。
戦艦には3つの基本属性(HP・攻撃力・防御力)と各種の特殊属性がある。
戦艦は以下の最大8パーツで構成され、それぞれを強化できる。
パーツ | 強化素材 | コメント |
---|---|---|
船体 | 鉄、銅、帆布 | 他のパーツは船体のレベルを超えられない |
サルベージガン | ロープ | 物資サルベージの報酬増加 |
第1砲台 | 銅 | 通常兵器 |
第2砲台 | 銅 | 船体Lv8で解放 |
第3砲台 | 銅 | 船体Lv12で解放 |
帆 | 帆布 | 防御にかかわる |
乗組員室 | 鉄 | 船体Lv2で解放。ヒーローを乗せバフを得る |
魔能砲 | 魔晶石 | 船体Lv5で解放、「魔能ミサイル」や「魔能ブラスト」を発射する |
魔能砲はイベント内イベントで「魔能ミサイル」と「魔能ブラスト」を発射する。使用するだけでアチーブメントで金貨がもらえる、魔王討伐戦の弓矢に近い存在。
戦艦用のスキンが存在している。スキンはパーツ別となっており、所有している場合、該当するパーツのアイコンをタップすると換装できる。スキンには期限つきと無期限のものがあり、後者は重複取得すると銀貨に変換される。
パーツ | バフ |
---|---|
船体 | 巨型船体:自身の船体が狙われやすくなる |
サルベージガン | 戦艦防御力+5% |
砲台 | ドラゴンの怒り:敵の任意の部品を破壊し、しばらくの間、砲台のクリティカル率を大幅に増加させる |
帆 | ドラゴンの鼓舞:自身の帆が損傷した後、しばらくの間、戦艦の受けるダメージを軽減する |
魔能砲 | 戦艦クリティカルダメージ+35% |
乗組員室のスキンはないようだ。船体のバフは一見不利なように思えるが、砲台や帆が損傷しにくくなるというメリットがある。
乗組員室・魔能砲・第2砲台・第3砲台は最初は装備されておらず、まずアンロックする必要がある。レベル2・4・5・8・12などが大きな目標となるので、全体をまんべんなく強化するよりも、メリハリをつけてキリのいいところまで船体を先に育てていった方が有利なようだ。
乗務員室にヒーローを乗せるとさまざまなバフが得られるが、戦艦戦のアルゴリズムが未詳のため誰が有利なのかは研究待ちである。船の個性が出るところになりそうだ。
本能的にパーセントのバフを選びたくなるのだが、少なくともイベント序盤ではベースとなるステータスが小さいため、単純な攻撃力やHPの固定値バフの方が強いことが多いようである。育成の進行と共に見直しも必要となってきそうだ。
レベル | 船体 | サルベージガン | 砲台 | 帆 | 乗組員室 | 魔能砲 | サルベージの星の石 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
資材 | 銅・鉄、帆布 | ロープ | 銅 | 帆布 | 鉄 | 魔晶石 | |
1 | -- | -- | 500 | -- | 3500 | 500 | 13 |
2 | ??? | ??? | 2500 | ??? | 5000 | 10000 | 15 |
3 | ??? | 225 | 5000 | ??? | 7500 | 20000 | 16 |
4 | 15000, 7500 | 300 | 7500 | 5000 | 10000 | 30000 | 17 |
5 | 30000, 15000 | 400 | 10000 | 7500 | 15000 | 45000 | 18 |
6 | 45000, 22500 | 500 | 12500 | 10000 | 20000 | 60000 | 20 |
7 | 55000, 27500 | 650 | 15000 | 12500 | 25000 | 80000 | 22 |
8 | 75000, 37500 | 800 | 20000 | 15000 | 30000 | 100000 | 24 |
9 | 120000, 600000 | 1200 | 30000 | 25000 | 50000 | 175000 | 26 |
10 | 180000, 900000 | 1700 | 40000 | 37500 | 75000 | 250000 | 28 |
11 | 240000, 120000 | 2400 | 50000 | 50000 | 100000 | 325000 | 30 |
12 | 300000, 150000 | 3000 | 65000 | 65000 | 130000 | 450000 | 33 |
13 | 450000, 225000 | 4000 | 80000 | 80000 | 150000 | 650000 | 36 |
14 | 550000, 275000 | 5000 | 105000 | 100000 | ??? | 800000 | 40 |
15 | 750000, 375000 | 6500 | 150000 | 200000 | 400000 | 1050k | 44 |
16 | 1000k, 500k | ??? | 200000 | 300000 | 550000 | 1400k | 48 |
17 | 1500k, 750k | 10500 | 250000 | 350000 | 700000 | 2000k | 52 |
18 | 1750k, 875k | 12500 | 300000 | 375000 | 750000 | 56 | |
19 | 2000k, 1000k | 400000 | 800000 | 60 | |||
20 | 66 | ||||||
21 | 72 | ||||||
22 | 79 | ||||||
23 | 86 | ||||||
24 | 93 | ||||||
25 | 100 |
初開催時では、ラスボス到着までに無課金は概ねレベル14、重課金はレベル20程度まで到達していたようだ。
チャレンジマッチの「潜在力」相当。「星の石」と「星の源」を消費して、ツリー式の技術(バフ)を獲得していく。
数箇所に一定の技術レベルになるまで進めない関所が設けられている。「星の源」が足りないと先に進めなくなる構造にはなっていないようだ。
技術には「戦艦」「防衛艦」およびその他の3カテゴリがあり、「戦艦」は対人を含む艦隊戦、「防衛艦」は戦艦防衛戦=タワーディフェンスに適用されるバフである。その他には資源の収集効率などに関するバフがある。
技術の獲得により銀貨がもらえるほか、技術ランキングによる報酬があるので最終的な報酬量に直結する。
戦闘が2モードあり、イベント内イベントもそのどちらを使うかが割れていることや、星の源の供給が比較的潤沢なこともあり、どの技術を優先的に育てていくかにはかなりの戦略性が生まれている。
序盤ではタワーディフェンスは極めて簡単で、中盤以降はタワーディフェンスは1日に1回もやる機会がなくなってしまう。他方で、戦艦戦のアリーナからは最終日まで毎日大量のスーパー漂流瓶が手に入るので、「戦艦>その他>防衛艦」の優先順位が良いように思われる。
戦艦の技術については、初期情報では攻撃力のほかクリティカル率や攻撃(充填)速度の重要性が高いようである。もっとも、開催中にhotfixで頻繁に調整やアルゴリズム変更が施されているようなので当面は試行錯誤していくしかなさそうだ。
タワーディフェンスが厳しくなってきたら防衛艦もある程度取る必要がありそうだが、大剣とエルフ以外の武器の強化のような全く意味のないものも多いので精選したい。
星の源はあまり溜め込んでも損になりそうなので、次のイベント内イベントで使われるものに重点的に使っていくのが良いかもしれない。75番に貴重な魔能砲ダメージアップがあるが、無課金では必要な時には手が届かないようだ。
源を防衛艦に使うのはあまりおすすめできないが、そのぶん全体的に銀貨が多めにもらえるようなので終盤はコイン目的で取るのもありかも。
景品交換所。「(通常)ショップ」と「古神ショップ」の2種がある。
賞品はイベント外のアイテムが大半だが、遺物「潮のコンパス」「航海士の手引き」や戦艦スキンも売られているので、前倒しで魔能砲を撃つなどして早めに買うことでイベントを有利に進めることも可能。
イベント終了後も数日間の交換期間がある。金貨と銀貨の持ち越しについては表示がないが、運営より持ち越し可能と回答があったとのこと。
初開催時の目玉は半額ハンマー
ワールドタブの「航海開始」を押すと「航海ログ」が開く。ログで「航行」ボタンを押すたびに行動力を1つ消費し、船が20~100海里のランダムな距離を進む。
この時に、以下に紹介するような各種ミニイベントが発生する。ログはバリエーションに富み楽しく、大半は数タップ/数十秒で終わるのだが、バッグバトルだけは十数分かかる。
戦闘になる「戦艦防衛戦」と「艦隊戦」が事実上のメインで、相当量のラッキー漂流瓶やロープなどの報酬が得られる。これらは毎日の最初の方に各3回ほどずつまとめて発生し、以後はほぼ発生しなくなる。無料分である60行動力を超えて航行を続けると、もう2回ぐらいずつ順次発生するようである。
戦闘系のイベントが発生し「戦闘」ボタンが出ても、すぐに押さずにログ画面の「×」を押せば退出できる。「航海開始」を押せば同じ局面からの再開となるので、時間がない時や戦艦のレベルアップが近い時などはこれによりタイミングの調整が可能。
敵にはレベルがあり、戦艦の強化状況に伴い強く高報酬になっていく(最大20?)。従って、戦艦を強化しても戦いは楽にならないのだが、報酬は良くなっていくという構図である。
負けても報酬が少なめになるだけで特にペナルティはない。
航行ゲージは放置していても少しずつ進んでゆくが、この進行ペースには変動がある。初回開催時ではたとえば異獣の島を抜けた後は12秒に1海里進んでいたが、深海の巨獣付近になると6秒に1海里にスピードアップした。
船が宝の地図の目的地に到着してイベントが発生すると、滞在中は航行できなくなる。イベント終了後には、日程調整なのか不思議な風が吹いて一気に数万海里進むことがある。
わぁ神秘的だね!
こうした仕様のため急がずとも全員が確実にイベントに到着できるのだが、早く到着するとそれだけ多くの行動力をイベントに回せるというメリットがある。
1日に期待される航行距離は自然進行が1海里/12秒なら7200海里、1海里/6秒なら14400海里。行動力消費によるものが仮に1回平均60海里とすると無料分60回で3600海里。合計で1日約1~1.6万里強と推計される。
目的地が近くなってきたら現在の進行速度をストップウォッチなどで確認し、以降の進行を逆算して、行動力を無駄にしないようにしよう。その日のうちのイベント到着が確定したら、それ以上は行動力を使わず温存した方が有利。翌日で確定なら、持ち越し上限の20行動力を残して終えておこう。
ただし、イベントランキングで同点だった場合は、到着が先だった方が上位になるようだ。行動力で負けたらまず同点にはならないと思われるので、先着を狙うべきケースは限られるとは思われる。
ログはスクロールして10件分まで遡って読める。メッセージは時々新ネタが追加されているようだ。
バッグバトル方式で、乗船を試みる敵と戦う。バッグバトルとの違いは以下の通り:
報酬はコイン、経験値、航海経験値、ロープ、漂流瓶。コインはかなりの量が落ちる。
攻略情報が必要な人は「バッグバトル」参照。イベント序盤では通常版よりも低難易度に設定されているようなので、慣れている人であれば問題になることはなさそうだ。
レベル11あたりからは歯応えが出てくるので、難しくなってくるようであれば、「防衛艦」のつく技術のうち強いものを精選して上げれば良いだろう。(強化すると出現する敵のレベルも上がるのであまり意味はないのかもしれないが。)
ボスが特に強くなる傾向があるので、ボス戦に入る前に再生速度をx1に戻す習慣をつけよう。端末のスペックによっては、x3状態で敵を溜めてしまうと動作が重くなり倍率変更操作を受け付けなくなってしまう場合があるので注意。
先述の通り「×」で閉じで先送りできるが、どうしてもプレイする時間が取れない場合には、開始してすぐにポーズをかけて投了すれば無報酬で完了扱いにできる。
当初は毎回フルにプレイする必要があり時間がかかりすぎていたのだが、緊急にリリースされた6.14.0で改善が施され、3倍速やコインの演出省略などが実施されたほか、一度勝利したレベルの防衛戦はクイック奇襲(高速戦闘、掃討)も可能となった。奇襲でも報酬は通常プレイと同等のようだ。
敵のレベル上昇が穏やかになる中盤になって奇襲が導入されたため、実装後は何日もバッグバトルを見ないのが常態化してしまった。
海賊船(海賊帆船、海賊護衛艦、海賊王戦艦)と遭遇し、船VS船で自動で戦闘を行う。アチーブメントで「艦隊戦」となっているが、実際には常に1対1である。
勝つとコイン・航海経験値・漂流瓶が得られる。負けると低レベルのうちは無報酬だが、レベルが上がってくると多少はもらえるようになる。戦闘は数十秒で終わり、スキップも可能。
特にできることはないようだが、それだけに事前にしっかり船や技術を強化しておかないとあっけなく負けてしまう。運の要素が強いので、多少格下の相手でも弾の当たり所が悪いと負けてしまったりするのはある程度仕方がないようだ。
相手のレベルが高く、自分もレベルアップが近いようなら、戦闘に入る前に一度×ボタンで抜けて強化してかかると良い。
発見された宝箱を回収(サルベージ)して、ランダムな素材もしくはラッキー漂流瓶を獲得できる。サルベージガンは特に影響しないようだ。
バッグバトルと海賊船を一通りこなした後は宝箱ばかり出るようになる。
タコさんがやって来て、素材や漂流瓶などを広告でくれたりジェムや現金で売ってくれたりする。一度遭遇するとワールドタブ左側に居座るので、慌てて買う必要はない。
光輝遺物「航海士の手引き」があれば割引が受けられる。★2(+15)まで割引率は10%で不変なので、まとめ買いして急いで育ててもあまり甲斐はないようだ。
メッセージが出るだけで実質何も起きない時もある。船は着実に進むので問題はない。
ハズレは比較的まれで、宝箱が出ることの方が圧倒的に多い。ハズレの時には一気に60~100海里進む(のでそれほどハズレというわけでもない)。
イベント本編は28日間。終了後に3日間ほどショップのみ利用できる期間があるようだ。
「宝の地図」のイベントは到達距離による解放。到達の少し前(70%?)に公開され、ギフトボックスがもらえる。到着してイベントが開始すると終了までは航行できなくなる。
開始時期にかかわりなく、終了は全員同時となるようだ。
先述の通り、イベント後に謎の風が吹いて数万海里ほど一気に進んだり次のイベント前に放置航行が加速したりするので、全員が同一日程になるよう調整されているように思われる。
会場へは電車でお越しください
航海時代イベントは3つの「段階」に分かれている。バトルパスやアリーナなどはこの段階により開催期間が区切られている。
段階 | 名称 | 日数 |
---|---|---|
I | 出航 | 8 |
II | 探索 | 8 |
III | 栄光 | 12 |
イベント2日目にワールドタブの右上にオープンする「アリーナ」は、参加者の戦艦同士を戦わせて順位を競うイベント内イベント。システムはアーチャー伝説2(A2)のアリーナとほぼ同じなので、詳しい説明が必要な人はそちらも参照。
航海時代アリーナ招待状を消費して参加する。招待状は毎日5枚まで補填されるほか、ジェムで10通まで購入も可能(20,20,40,40,60,60,80,80,100,100)。
「チャレンジ」を押すと対戦相手候補の一覧が表示され、相手を選んだ時点で招待状が消費され試合が始まる。一覧は何度でも無料で更新できるほか、チャレンジを開き直しても更新される(されてしまう)。
対戦相手は同グループの全員ではなく、その中でさらに細分化されたグループ内となるようだ。
自分が挑戦された時にも勝ち点が増減する。試合結果は「戦報」ボタンで確認できる。
イベント本編の段階に合わせてシーズンが区切られており、毎日とシーズンごとの順位報酬がもらえる。デイリーの報酬はメールでなくイベント会場を開いた時に直接届く。シーズン報酬の日にはデイリー報酬はない。
スーパー漂流瓶が毎日もらえるので、ある程度アリーナで勝てるよう戦艦の育成を進めるのがイベント進行上も重要となりそうだ。
試合は海賊戦同様に全自動運転。運の要素が大きいので、1~2割ほどの「船の戦力」差であれば逆転も十分あるようだ。
途中で無理に順位を上げても挑戦されてまた下がるだけなので、ランキング集計直前の駆け込みが基本。毎日午前0:30からの30分間は試合ができないので注意。
順位が中途半端に上がってしまうと、勝てる相手が全く出て来なくなってしまう場合がある。敢えて格上に挑戦して、5~10点ほど減らすとまた勝てる相手が出て来て結果的に前より高い順位に潜り込めることもあるようだ。もちろん、格上に勝てば大金星なので、諦めずに挑戦するようにしよう。
画面中央上部に出現するモンスター。イベント2日目に「巨獣カニ1号」が初登場し3日目に解放。3号までいる。
魔王討伐戦の聖所などのようなシステムで、魔能ミサイルと魔能ブラストを発射してモンスターにダメージを与える。ダメージは「全サーバー」で集計され、一定ダメージごとに全員に報酬がある。
攻撃は2日間可能で、「倒す」という概念は特にないようだ。与ダメージのランキングがあり、終了時に報酬が得られる。終了後ももう1日だけ残留し、結果を確認できる。
魔王討伐戦の時のような理不尽なアチーブメントなどが後から登場したりはしないので、魔能砲はさっさとカニに使ってしまって問題ないようだ。
異獣の島は10万海里到達で解放されるイベント。行動力を消費して参加できるバッグバトルである。
到着日を含め3日間の開催。到着が1日以上遅れた人も同一日程のようだ。
プレイに必要な行動力はプレイするごとに10,10,10,15,15,20と20まで増え、毎日リセット。
8つの難易度があり、順番に制覇する必要がある。最初は4つだけ表示されているが、クリアするとどんどん次が出てくる。難易度表示は縦スクロール式なので見落とし注意。2回勝利した難易度はクイック奇襲できるようになる。
カニと同様に、全サーバーでのダメージ集計とランキングを備えている。集計には難易度ごとに設定された勝ち点「探索度」が用いられる。ランキングで同点の場合は先に到達した方が上になる。
報酬は船の素材や銀貨などの質素なものにとどまり、量も微妙なようである。行動力の消費が膨大で、イベント中は航行もできないのでなかなか美味しくない。ただしランキングで上位に入れれば大量の漂流瓶がもらえる。
なお開催中はどうしても行動力の端数が余ってしまうが、20までであれば翌日に持ち越せるので限界までプレイしておけば損をすることはない。
10行動力でこれかあ…
バッグバトルは問題なく勝てるレベルと思われるので、上限までおかわりした人では島に早く辿り着いた人が勝つというイベントのようだ。
最後の難易度(「エリート異獣」の2番目)は特にラスボスが極めて高難度なので、ランキングを争う場合、挑戦するのはかなりのギャンブルになりそうだ。
挑戦するのであれば、ボスにデバフをかけられる「エルフの呪い」、「減速の刃」(要ギザギザ)、凍結系の能力などが有用とのこと。より詳細な攻略法についてはバッグバトル記事の「ボス対策」も参照。
幽霊艦隊は20万海里で解放される艦隊戦のイベント。
提示される2隻(バトルパス購入者は3隻)の敵艦から選んで戦い、勝利すると漂流瓶などのドロップのほかにランキング用のポイントが得られる。異獣の島のような全サーバ集計による報酬はない。
敵艦をタップすると細い緑枠がついた選択状態になるので、その状態で「スタート」を押すと戦闘開始。この枠がかなり見辛いので選択間違いに注意。
戦闘に必要な行動力は異獣の島と同じく10,10,10,15,15,20と20まで上昇していき、毎日リセット。
敵艦は最初の2回は無料、以降はジェム割りで更新できる。価格は20,50,80,100,100,200,200,500(6回まで確認),1000と上昇していく。※200以降の確認・確定情報募集!
右画像の左側に見えるのが幽霊帆船。ポイント6倍!
敵艦(護衛艦)を倒すとより強く高ポイント(20,25,30,35,40,50,60,70,80…)の敵艦が出現するようになるのだが、たまに出現する帆船・輸送船(幽霊船)は一切攻撃して来ないにもかかわらず120ポイントと圧倒的に高ポイントとなっている。ドロップもラッキー漂流瓶10本など膨大。
レベル | ポイント | 戦闘力 |
---|---|---|
1 | 20 | 1200 |
2 | 25 | 1800 |
3 | 30 | 2500 |
4 | 35 | 3500 |
5 | 40 | 4500 |
6 | 50 | 5000 |
7 | 60 | 5600 |
8 | 70 | 6800 |
9 | 80 | 7500 |
10 | 90 | ??? |
... | ||
幽霊 | 120 | 1000 |
報酬が膨大な幽霊船を狙うのが基本だが、全て幽霊船にしてトップを狙おうと思うと行動力代の他に毎日6000~10000ジェムほどかかるとのこと。無課金や軽課金はランキングの様子を見ながら、キリのいいところに入れる程度に更新してみるということになりそうだ。
早い者勝ちであった異獣の島とは異なり、こちらは膨大なジェムに物を言わせるタイプのイベントであるようだ。強い敵艦はこちらもそれなりに強化しないと危険だが、幽霊船だけを狙うのであればそもそも戦わないので特に強化の必要はないだろう。
深海の巨獣(Abyssal Leviathan)は30万海里で解放されるイベント。財宝の遺跡の前に立ちはだかるラスボスである。
艦隊戦と同様のシステムで、行動力を消費して海賊の代わりにタコさんと対戦する。行動力の消費量はこれまでと同様に10,10,10,15,15,20。
巨獣のHPは無限なので必ず負けてしまうが、ダメージは(おそらく)グループ単位で集計され、累積して100%になると勝利となる。勝利報酬は初開催時ではギザギザの新スキン「熔火の短剣」であった。
100%に到達した瞬間に会場が消えてしまうので100%の報酬はタップで取得できないが、後でメールで送られてくる。
また、与ダメージは「深海の巨獣ダメージランキング」として集計される。このランキングは財宝の遺跡との合算のため、報酬受け取りはイベント終了後となる。挑戦ごとの報酬は些少であるが、ランキング報酬はかなり膨大なので、できるだけ早く&行動力を温存して巨獣に辿り着くことが重要。
巨獣がたこ焼きになってから到着した場合にどうなるかは不明であるが、初回開催時では巨獣のダメージが溜まりだすと未到着プレイヤーの航行速度が倍速となったので、全員が間に合うよう調整されているように思われる。ただ、あまりにギリギリだと攻撃する時間がないかもしれない。
財宝の遺跡は30万1海里で解放される、航海時代の最終目標地となるイベント。深海の巨獣が終了した次の瞬間には到着ということになる。
魔能砲を使い、イベント終了までエンドレスに遺跡を攻撃する。魔王討伐戦の「魔王への道」と同様な魔能砲の消費イベントである。
遺跡に到着してしまうと行動力の使い道がなくなってしまうが、ここで1行動力を魔能ミサイル1発と交換できる。
遺跡に与えたダメージは「深海の巨獣ダメージランキング」に合算される。このランキングでは相当数の「財宝の遺跡の鍵」が手に入る。
豪華報酬の予告があるが、この遺跡でもらえるというのではなく、イベントの各所で手に入る報酬がダイジェスト表示されているようだ。
文化財は大切に…
イベント終盤の21日目に、アリーナの下にボタンが登場する。「財宝の遺跡の鍵」を消費してプレイする、ルーレットの変種のようなものである。
回した回数=「幸運値」という天井があり、200回で(初開催時には)戦艦スキンがもらえる。幸運値と鍵は次回に持ち越せない。
このイベントが始まると、航海パックで財宝の遺跡の鍵を販売するようになる(無料分にはない)。財宝の遺跡で相当数の鍵が手に入る。
航海時代本編は28日で終了するが、水中の遺跡は29日目 最終日まで開いており、遺跡ランキングで入手した鍵が消費できるようになっている。(鍵を使いそびれて泣いた人が出たため延長されたようだ。)
イベント内通貨ではないが、開催中には無課金でも1~2万程度のジェムが入手できるようだ(舵輪宝探しで大きく差が出る)。イベントに投資しても良いし、ジェムそのものを目的にプレイしてひたすら溜め込んでも良いだろう。
航行やイベントのプレイに使うエネルギー(AP)。お肉。
毎日50(バトルパスで最大80)まで回復するほか、広告で5×2回、ジェム割りで10×5回追加できる。ジェム価格は100/300/500/800/1000。
更新時間までに使い切れなかった行動力は、20まで翌日に持ち越せる。例えば40肉を使い残すと、翌日は70肉スタートとなる。
サルベージ・バトルパス・舵輪宝探しなどで獲得でき、「航海技術」を強化する。
「星の源」は特殊・強力な技術を獲得できる貴重なトークン。アチーブメントやスーパー舵輪宝探しなどで入手できるので、チャレンジマッチや魔王討伐戦に比べると無課金でも潤沢に手に入るようだ。
鋼鉄、銅、セイルクロス(帆布)、ロープ、魔晶石の5種。戦艦のパーツ強化に使用。
一定時間分の素材を獲得できる。荘園の加速カード相当であるが、こちらは砂時計を獲得した瞬間に自動で使用される。
サルベージガンのレベルアップまで受け取りを遅らせることで報酬量を増やせる。
舵輪宝探しを回せる。ラッキーとスーパーの2種類。
ラッキーは航行中に比較的潤沢に手に入る。スーパーはアリーナが重要な入手先。
名前も見た目も紛らわしいが別アイテム。どちらも目標の攻撃に使用する。イベント内イベントで「魔能砲」から発射する。現在の所有数は魔能砲画面がある時にしか分からない。
攻撃力はミサイルが100、ブラストが500。クリティカルが時々出るがダメージ上昇幅は小さく、魔王討伐戦の矢のようにまとめて撃つとダメージが激増するといったこともないようだ。
使用するだけでかなりのアチーブメントと航海経験値が得られるようになっており、魔王討伐戦の鉄の矢と金の矢に相当するアイテムのようだ。終盤ではブラスト50発につき金貨12枚。
ミサイルは魔能砲画面にて10ジェムで1日100発まで購入可能。ブラストは航海パック、バトルパス、スーパー舵輪宝探しなどで手に入る。
ブラストの方が貴重であるはずなのだが、ミサイルにはジェム購入以外にこれといった入手方法がない(魔王討伐戦のキャンプにあたる製作方法がない)。タコさんが安価で大量に持って来てくれることがあるので逃がさず買っておこう。
使える場面は3回の「巨獣カニ」と「財宝の遺跡」のみで、魔王討伐戦のように終盤に特に重要な使い道があったりはしない。撃って航海称号を上げれば戦艦も強化されて有利になるので、カニさんが出たらさっさと撃ってしまって問題ない。3回あるカニ戦のどれかでランキングを狙いに行くのが正解のようだ。
ただし、航海称号「ブラッドフラッグ副長」で魔能砲のダメージが+20%になるので、可能であればその後に撃った方が効率が良い。魔能砲を撃たないと称号もなかなか上がらないので限度はあるが、副長昇進が近くなったら少しずつ撃って、昇進してから残りを撃つと良い。
景品交換用のトークン。技術・アチーブメント・ランキングなどで獲得でき、ショップで買い物できる。次回開催まで持ち越し可能。
初回開催時では、無課金でプレイスタイルなどにより金貨130~340枚・銀貨23000~25000枚、バトルパス全購入と2万ジェム程度の使用で金貨550枚・銀貨4万枚程度だったとのこと。
アチーブメントの達成度を示すポイント。アチーブメントの報酬の1つとして手に入り、一定量が溜まると追加で報酬がもらえる。
報酬を受け取らずに溜めておくと、アチーブメントポイントもお預けとなることに留意。
戦闘や魔能砲の発射により得られ、溜まると航海称号が昇進する。魔王討伐戦の貢献度に良く似ているが、こちらは蓄積されず昇進のたびに0に戻る。
初開催途中の6.14.3で大幅な上方修正があり、魔王討伐戦と同じ累積方式となった。
アリーナのプレイ権。
名前は「財宝の遺跡」となっているが、水中の遺跡用のトークン。航海パックで買えるほか、財宝の遺跡で手に入る。
初回開催時の仕様での無・微課金での最善と思われるプレイ方法。基本的に、既にここまでで解説したことのダイジェスト。
数ヶ月前からの鳴り物入りで導入されたイベントなのだが、アップデートが予告されてから延期されて、イベントに関するユーザーアンケートを実施してからリリースされるという異例の経過を辿った。内容にどのような影響があったのかが注目される。(メインコンテンツであるバッグバトルの人気をリリース前に確認したかったのかもしれない。)
このバッグバトルが曲者で、不可避な形で相当数が発生するため当初はかなりの時間がかかっていた。不評を受け、急遽公開された6.14.0でクイック奇襲・3倍速モード・コイン演出の省略などの改善策が取られた。
奇襲の追加と、終盤のイベント内イベントにバッグバトルが含まれていなかったこともあり、修正後はバッグバトルをプレイする機会がほとんどなくなってしまった。増やしても減らしても怒られるのは気の毒なのではあるが、次回があるならもう少し調整が必要かもしれない。
6.15.0では「航海イベントを改善。オート探検機能を最適化」と予告され、航行のログがスキップできるものと思われて喜ばれていたが、実は遥かなる航海探検の方だったというオチがついた。
全体としてサクサク遊べる仕様が望まれているようだ。