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天神の力(Celestial Might) |
天神から授けられた武器で、無限の神力を秘めている。 | |
出現率:0.27%(0.06%) ※登場時点 | |
(遠隔時)ダメージ195%/攻撃速度60% ハンマー形態とライトニング形態があり、ハンマー形態はサンダースロー(Thunderthrow、遠隔)とストームショック(Stormsmash、近接)を発動し、ライトニング形態はライトニングスピアとして攻撃する。
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天神の力(Celestial Might)、通称「ハンマー」「鎚」(hammer)は2024年4月に登場した2番目のS級武器。
「天神セット」に属しており、雷がモチーフとなっている。このため、攻撃には全て雷属性が付与されている(現在のダメージの21%)。
遠征の拳などと同様の遠近両用の武器であるが、敵との距離に応じて遠隔または近接が出る「ハンマー形態」と、遠隔専用で壁も敵も貫通する「ライトニング形態」をボタンで切り替えて使う仕様。
最初から遠近ともにかなりの威力であるが、攻撃を出せば出すほどさらに威力を増す要素が多数盛り込まれており、レアリティが上がるに伴いダメージがうなぎ登りとなってゆく。特に、Eから有効なクリティカル率の最大+20%が秀逸。
ハンマー形態での攻撃は遠近ともに低速度・高ダメージ。壁に密着していれば壁越しに遠隔が出せる。近接は大剣の両手剣に良く似た太い範囲攻撃が出る。
登場当初はかなり振りの鈍い武器であったが、まずPvPにてステルスで大幅に攻撃速度が引き上げられ、5.15.0ではPvEでも正式に「攻撃速度を小幅に上昇」とされた。拳と比較すると遠隔と対モブの方に強みのある武器のようであったが、攻撃速度が上方修正されたためクリティカル率を上げやすくなりボスにも強くなった。また、テコ入れの結果、PvPで極端に強い武器ともなっている。
ハンマーを本格的に使用している方の加筆を募集!
ハンマーや天神セットには専用の用語が多数ある。極めてわかりにくいので会話などで使っている人はまず見ないが、ゲーム上での説明の読解には必要なので必要に応じて参照してほしい。
用語 | 解説 |
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サンダーグローリー | ライトニング形態のチャージ。切り替えボタンに表示 |
勢い(momentum) | 近接攻撃の追加ダメージになるチャージ。HPゲージ下に黄色で表示 |
ライトニングチェーン | 天神セットの各種装備が発生させる雷属性の攻撃 |
ライトニングスピア | ライトニング形態で出る遠隔攻撃 |
サンダースロー | ハンマー形態で出る遠隔攻撃 |
ストームショック | ハンマー形態で出る近接攻撃 |
ハンマー形態の遠隔攻撃は、壁に密接していれば壁越しに撃てる。槍でも一部のヒーローで可能だが、それが全ヒーローで可能となっている。
また、チャージによる時間制限はあるが、ライトニング形態であれば位置に関わらず全ての壁を貫通できる。さらに、専用スキル「サンダーストライク」を取れば無制限でライトニング形態を使い続けられる。
これらの特性のため、ハンマーは壁のあるステージで特に強い武器となっている。特に、壁が邪魔な迷路や鉱山のようなイベントはPEが一本あるだけで今までのは何だったのかというぐらいサクサク片付いてしまう。周回にもとても便利。
近接攻撃は大剣の両手剣モードと良く似ており、一本一本が独立してはいるものの極めて命中判定が大きく、簡単に方向矢を全段ヒットさせられる仕様である。
攻撃速度/MC速度は遅めであるが、威力を上昇させる要素には事欠かない:
これらにより、特に高レアリティのハンマーは(銃盾まで登場の時点で)単独で最も高い近接ダメージを与えられる武器となっている。
ただし跳ね返りは発動しないため、跳ね返りと方向矢多数が揃った時の突破力は拳に一歩譲るようである。
専用スキルが3つある。
アイコン | 名前 | 効果 |
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サンダーストライク | ハンマー形態は近接攻撃にしか使用できないが、自由に形態を切り替えることができ、敵を倒すとサンダーグローリーがアップされる |
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エンドレスフライングハンマー | |
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ライトニングサンダー |
「ライトニングスピアが連続でヒットすると、敵が受けるすべてのダメージを徐々に増加させる。弾速が雷属性増加と共に上昇する」 とあるが、実際にはライトニングスピアがヒットすると一定の確率でサンダースローかライトニングチェーンが発動するとのこと。 |
サンダーストライクはライトニング形態が使い放題になる非常に便利なスキルであるが、ボスラッシュではあまり意味がない。召喚塔などを相手にコイン稼ぎやキル数稼ぎをしたい場合にこのスキルがあれば、ハンマー形態にして塔から離れていればダメージを与える心配がなく半永久的に稼ぎ続けられる。悪魔を回避したい時にも有用。
エンドレスフライングハンマーはあまりハンマーそのものとは関係がなく、アックス系の強力なスキルがもう1つ増えるといった感じのスキルである。
ライトニングサンダーは説明と実際の効果が全く違っている。ハンマー本体の混沌の能力が書かれてしまっているようだ。単独ではあまり恩恵を感じられないが、サンダーストライクとセットで取ると強力。
スキン | バフ | 入手方法 |
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炎魔の鎚 | 炎の悪霊に与えるダメージが増加する。近接攻撃のダメージ範囲が拡大する。HPが低いほど、攻撃速度が早くなる ※PvP限定で炎耐性 すべての武器:攻撃力+300 |
イベント限定 |
ゼウスウォーハンマー | 稲妻のダメージが上がる。武器で命中すると、確率で雷の流星を召喚して広範囲を攻撃する。 すべての武器:攻撃力+300 |
イベント限定 ※5周年イベントにて4万ポイント(無課金でギリギリ可能)で配布 |
冥界獅子ハンマー | 傷(を)受けると攻撃するたびに一定の確率でバーサ(ー)ク1層を獲得、移動速度と攻撃速度が上昇し、最大5層まで重ね掛け可能。HPが30%以下の場合、敵を倒すとHPが回復する。 すべての武器:攻撃力+300 |
イベント限定 |
カラフルキャンディーハンマー | 凍結される時間が30%短縮される。攻撃時に一定確率でキャンディサイクロンを召喚し、サイクロンが命中した敵にダメージを与え、その敵の与えるダメージを低下させる すべての武器:攻撃力+300 |
イベント限定 ※2024年12月の消費ギフトイベントで15万ジェムで提供 |
おもちゃハンマー | 近接攻撃時、一定確率で「強打」に変化し、範囲内の敵に第ダメージと減速効果を与える。「強打」で敵を倒すと、次の遠距離攻撃時に「強打」が追加で発動する。 すべての武器:攻撃力+300 |
イベント限定 |
無課金で入手できる可能性があったのはゼウスウォーハンマーだけであるが、性能もそれなりといったところのようだ。他の高額スキンはいずれも強力なもの揃いである。
2セット目のS級装備の1つとして登場したため、遠征シリーズしか存在しなかった時代の拳に比べても宝箱やランダムS級装備などからの出現率は低くなっている。魔王銃盾の登場後は幻彩石の宝箱から出るシリーズを選べるようになったが、ハンマーが最新だった時代にはそれもなかった。
また、ハンマーの登場後は各種イベントで拳がかなり値下げされたが、魔王銃盾の登場後も特にハンマーの値下げは見られない。魔王銃盾のように登場時に1つだけ無料配布するといった計らいもなかった。
このため入手は相当に困難な武器となっており、ハンマーより先に銃盾を入手する結果となってしまったプレイヤーも少なくないようだ。この記事の立項者もその一人である。ハンマーが入手できないかろくに育たないまま銃盾が手に入ってしまった人や、拳が十二分に育ってしまっている人であれば無理して主力にする必要もないように思われる。
PvPでも極めて強い武器ではあるが、スキンなしのPEではそこまででもないので過度の期待は禁物。特に、40ジェム試合以上への参戦はミシックと6万円級のスキンが最低ラインとなるようだ。PvEでも、特に対ボスでは先述の通り最初から強いというよりはレアリティアップでめきめき強くなるというタイプである。
PvE攻略・PvP共に、ある程度の投資ができる(もしくはたまたまたくさん引けた)人向けの武器と言えそうだ。とはいえ、PE一本でもあればイベントや周回などで非常に便利なので、機会があれば入手を強くおすすめしたい。